2022/11/26 00:54
新企画 思いを繋ぐ「Revive Jewelry」の開始 と地上資源の有効活用を目標とした 「REFINE METAL」プロジェクトへの参加
『Shelby Aki』では、来年2023年のブランド10周年へ向けて歩み始める今、新たな2つの取り組み「Revive Jewelry」「REFINE METAL」をスタートしました。
「Revive Jewelry」 について
完成されたジュエリーそのものの販売だけではなく、受け継がれてきたジュエリーを『Shelby Aki』のデザインで新しいジュエリーに生まれ変わらせる、という企画です。まずは「Pearl -Revive Jewelry-」のプロダクトラインからスタートいたしました。
多くの日本の家にはパールのネックレスがあります。これは他の国にはない面白い慣習です。
親からもらった、先祖から伝承、など、いろいろな思いを受け継いだパールがあると思いますが、中には使われていないパールもあるのでは。というところから始まりました。
日常に普遍的に存在するものでありながら、デザインによる革新性が表現できるパールジュエリーは、「Revive Jewelry」の第一弾にふさわしいコレクションとして仕上がりました。
お手持ちのパールネックレスを使って、ブランドを象徴するアシンメトリーデザインのネックレスやピアスのオーダーを承ります。
手元にあるけれど使っていないパールに『Shelby Aki』のデザインを加えることで新たに「Pearl -Revive Jewelry-」に生まれ変わります。
受け継がれたジュエリーを「日常を彩るラグジュアリーなジュエリー」に。
ジュエリーの歴史的背景や文化をデザインの中に尊重してきたデザイナーAKIが、今あるものを大切にしたいという考えとともに、受け継がれてきた思いも繋いでいきたい、と始まったこの企画が、ブランドとして関われる小さな社会貢献のひとつになればとの思いもあります。「Revive Jewelry」は、今後色石やダイヤモンドなども展開予定です。
ホワイトパールをお持ち込みいただき、Shelby Akiでご用意するブラックパール(タヒチ・アコヤ・淡水)と組み合わせて、新しいジュエリーとしてお仕立ていたします。
「REFINE METAL」 について
また、『Shelby Aki』では2022年10月より、「REFINE METAL(リファイン メタル)」プロジェクトへの取り組みを開始しました。
「REFINE METAL(再生金属)」とは・・・
都市鉱山から回収され精錬を経て再利用される貴金属で、地上資源の貴重なひとつです。日本にはジュエリーの素材となる金が6,800トン(世界の現有埋蔵量の約16%)、銀は60,000トン(世界の現有埋蔵量の約22%)が存在し、新たな採掘に頼らずとも地上資源を循環させることが可能だと言われています。
『Shelby Aki』では、存在する地上資源を「REFINE METAL」として活用するという社会的な取り組みへ賛同し、その活動の第一歩として一部のコレクションでオーダー時に「REFINE METAL」を選ぶことが可能になりました。
まずは、“ジェンダー・年齢を超えて”というデザイナーの思いが込められたBridal<WAYs>コレクションより展開をスタートしています。
Bridal<WAYs>は、人生の「道」をコンセプトにデザインされ、金属を叩き強度を増す”鍛造”の製法を使っています。丁寧にひとつずつ作られたリングは、同じもの(道)がひとつとして存在しない唯一無二のリングとして始まったコレクションです。
ライフスタイルやお好みに合わせてお選びいただけるこちらのシリーズから、「REFINE METAL」という新しい選択肢を追加します。
また、新作発表するイヤカフとバングルでも「REFINE METAL」の選択も可能です。より多くの方に「REFINE METAL」に興味を持っていただくきっかけになればと、『Shelby Aki』では初めてのシルバー(SV925)で展開します。
環境問題や社会問題への関心が高く、未来を生きる若い世代にこそ知ってもらいたい「REFINE METAL」プロジェクト。
ジュエリーと接する初めての機会となる方も多いブライダルリングを選ぶタイミングが、このプロジェクトを知るきっかけになればと考えます。
これからの時代に合った新しい価値観として「REFINE METAL」が選べるように、『Shelby Aki』では今後さらにコレクションを追加予定です。
Bridal<WAYs>で発表されたばかりの、エンゲージメントリングも「REFINE METAL」が選べます。
思いを繋ぐ「Revive Jewelry」、地上資源の有効活用を目標とした 「REFINE METAL」プロジェクトへの参加、どちらも社会全体から見れば決して大きな波ではないかもしれません。
しかし、個人が楽しみながらできること、そしてそれを続けていくことがいつか環境保全や社会貢献に繋がっていくと信じています。
ご来店、お待ちしております。
Shelby Aki
AKI & Staff