2023/06/27 10:36
今回は、さまざまな色彩をもつ「オレゴンサンストーン」の魅力をご紹介します。
初めてこの名前を聞いた知人は「オレゴン産 ストーン(石)」と思ったと。笑。
確かに…。半分正解です。
「オレゴンサンストーン」は、アメリカ・オレゴン州で産出される「サンストーン」のことです。
「サンストーン」は、“太陽の石”を語源とし、赤色やオレンジ色を中心としたカラーで、世界中で産出されています。
ムーンストーンの対として名付けられたとか、
海賊が曇り空で太陽を探すために使ったことから名付けられたとか、
諸説あるようです。
特徴として、光に当てるとキラキラと石の中が輝きます。それはアベンチュレッセンスという光効果で、「サンストーン」に含まれる「銅」によってこの現象が生まれるそうです。
さて、やっと「オレゴンサンストーン」のお話。
1980年夏、アメリカのオレゴン州で道路建設中に「サンストーン」の鉱床(鉱石がたくさん集まっている場所のこと)が見つかり採掘してみると、
赤やオレンジ色だけでなく、従来の「サンストーン」のイメージを覆すようなピンク、イエロー、グリーン、などカラーバリエーションが豊富で美しい「サンストーン」が採掘されました。そこで、あえて「サンストーン」とは分けた存在にするべく「オレゴンサンストーン」と名付けられたと。
また天然石の神秘的な美しさと、オレゴン州でしか採掘されない稀少価値の高さゆえに鉱山の人は「オレゴン ダイヤモンド」とも呼ぶそうです。
先住民であるネイティブアメリカンも不思議な美しい石に未知なる力を感じ、太古より神聖な儀式に使用したり、他の部族との交易品として利用していたと言われています。天然石には様々な言い伝えありますね。
以前「水を感じる石は良い石」とエメラルドを取り扱っている方から聞いたことがありますが、まさに「オレゴンサンストーン」は水を感じる瑞々しい輝きが、なんとも美しい石です。天然石はどれも唯一無二ではありますが、「同じ色も輝きはない」特にそう思います。
「オレゴンサンストーン」もやはり圧倒的に赤系が多く、グリーン系は少ししか産出されません。
というか、今でもその気持ちになり、仕入れることができると
「どんなリングにしよう。ピアスもいい。ネックレスもいい。」と脳内のワクワクが止まらなくなります、笑。
グラデーションや、見る方向で色が変わって見えたり。魅了されます。
これは、現物でないと伝わりませんね〜。
これを育んでくれた地球ってすごいです。
「オレゴンサンストーン」を使ったリング、石枠に繊細な彫りやアームのデザインを変えてShelbyらしい仕上がりになっています。
数に限りがありますが、ぜひ気になった方はお気軽にShelbyまでいらしてください。
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